家族間通話が無料にできる格安SIM比較
キャリアから格安SIMに乗り換えるとスマホ代が半額以下になります。
しかし、格安SIMはキャリアのような家族間通話無料や無料通話分といった通話に関する無料適用分がありません。
格安SIMの通話料はキャリアと同じで各社それぞれ20円/30秒となっており、通話した時間だけ料金が請求されます。
ちょっとした用事で家族通話を利用している人にはこの格安SIMの通話料20円/30秒は高すぎですよね。
そこで家族間通話を気軽にできるよう無料通話のオプションがある格安SIMを紹介します。
家族間通話を無料にする格安SIMの比較
格安SIMの無料通話オプション | 3GB+無料通話 | その他 |
IIJmio:ファミリー通話割引で60分960円、月額料金は最安 | - | 詳細 |
楽天モバイル:月額850円のオプションで5分以内のかけ放題 | ¥2,450 | 詳細![]() |
BIGLOBE SIM:シェアSIMと月額650円のオプションで60分無料通話 | ¥2,250 | 詳細![]() |
U-mobile:月額800円のオプションで60分無料通話 | ¥2,380 | 詳細![]() |
もしもシークス:5分かけ放題と無制限かけ放題の2種類がある | ¥3,030 | 詳細 |
NifMo:通話時間を気にせず電話かけ放題オプション1300円 | ¥2,980 | 詳細 |
DTI SIM:月額780円のオプションで5分以内のかけ放題 | ¥2,270 | 詳細 |
もしもシークスだけ3.5GBです。
家族みんなで通話料と月額基本料も一緒に安くできる格安SIM
格安SIM | BIGLOBE SIM | IIJmio | |
プラン名 | シェアSIM(12GB) | ファミリーシェア(10GB) | |
月額基本料 | ¥3,400 | ¥2,560 | |
SIMカード | データ通信 | ¥200 | ¥0 |
データ通信SMS付 | ¥320 | ¥140 | |
音声通話対応 | ¥900 | ¥700 | |
追加SIM利用料 | ¥0 | ¥400 | |
通話料金 | 10円/30秒(1,200円/60分) | 8円/30秒(960円/60分) | |
60分無料通話オプションの月額 | ¥650 | ない | |
4人家族の月額料金 | ¥8,700 | ¥5,760+通話料 | |
その他 | 詳細![]() |
詳細 |
|
BIGLOBE SIM:家族4人だと1人分の月額基本料 + 音声SIM×3人分 + 通話パック60×4人分 IIJmio:家族4人だと月額基本料 + 音声SIM×4人分 + 追加SIM利用料×1人分 |
IIJmioのファミリーシェアプラン(10GB)は家族単位で加入することが前提にあるから通話料が8円/30秒と安くなる。
もう一方のBIGLOBE シェアSIM(12GB)は「通話パック60」と呼ばれる月額650円で最大60分通話無料のオプションを付帯させることができる。
どちらの格安SIMも通話料がお得になること以外に家族一人ひとり格安SIMと契約するより月額基本料が安くなる特徴があります。
BIGLOBE SIMとIIJmioのどちらが良いかは家族構成とひと月当たりの通話時間によって変わります。
BIGLOBEのシェアSIM(12GB)は最大4枚までしかSIMの追加ができないのでスマホやタブレットを4台以上使う場合はIIJmioのファミリーシェアプランがおすすめです。
通話時間によっておすすめが変わる
ここでは4人家族を例にして話を進めます。計算方法は後で紹介しますが、IIJmioとBIGLOBE SIMでは計算方法が違います。
4人家族だと家族4人の通話時間がひと月当たり合計3時間以内であればIIJmioのファミリーシェアプランのほうが月額料金が安くなります。
逆にひと月当たり合計3時間以上の通話時間だとBIGLOBEのシェアSIMのほうが月額料金が安くなります。
なぜならIIJmioは8円/30秒(960円/60分)で通話料が増えていくので3時間の通話で2,880円かかります。
上記の表にある「4人家族の月額料金」を見てもらうとファミリーシェアとシェアSIMの差額は2,940円(8,700-5,760=2,940)なのでIIJmioのファミリーシェアプランで3時間以上通話するとBIGLOBEのシェアSIMより月額料金が高くなってしまうからです。
家族全体の通話時間がひと月あたりどれくらいか考えてね。
IIJmioのファミリーシェアプラン(10GB)
家族4人だと月額基本料2,560円に音声通話SIMが700円×4人分。
ファミリーシェアは初回最大3人までだからSIMを1枚追加で400円。
4人家族のスマホ料金は次の通り。
- 2560円(月額基本料)
- 700円*4人(音声通話SIM 4人分)
- 400円(追加SIM利用料 1枚分)
月々5,760円
※月々5,760円のスマホ代に8円/30秒(960円/60分)の通話料がプラスされます。
2,880円/3時間なので3時間の通話でBIGLOBEのシェアSIMと月額基本料がほぼ同じになります。
BIGLOBEのシェアSIM(12GB)
BIGLOBEのシェアSIMは月額基本料に一人分が含まれている。
だから家族4人分だと残りの3人分の音声通話SIM代900円×3人分と通話パック60の650円×4人分。
4人家族のスマホ料金は次の通り。
- 3,400円(月額基本料)
- 900円*3人(音声通話SIM 3人分)
- 650円*4人(通話パック60 4人分)
月々8,700円
※通話パック60はシェアSIMで分け合うことができないので回線単位の契約になります。
IIJmio「ファミリーシェアプラン」の料金・仕様
ファミリーシェアプランは家族で使うことを考えてプラン設計がされているので月額基本料や家族間通話が安く設定されている。
しかし、ファミリーシェアプランを利用するにはIIJmioに登録する名義とMNP転入を行う回線名義がすべて同一名義でないといけない。
(MNPとはキャリアの電話番号をそのまま移行すること)
つまり、家族全員のスマホはキャリアで全部お父さんの名義に変更してからお父さんの名前でIIJmioのファミリーシェアプランに申し込まないといけない。
キャリアで使っていた電話番号を格安SIMで使わないならMNP転入をしないので名義変更は必要ないからお父さんの名義でファミリーシェアプランに申し込むだけ。
ファミリーシェアプランの仕組みは1契約(同一名義内)で複数回線を使うようになっており、その1契約の範囲内であればファミリー通話割引や月額基本料が安くなるサービスが受けられるようになっている。
だからMNP転入時にスマホの名義を同一にできるならおじいちゃん、おばあちゃんを含めた2世帯でのお申込みでも可能。
IIJmioに登録する名義はmioID(アカウント)とも呼びます。アカウント内で契約したSIMカードがファミリーシェアプランの対象。
一人当たりの月額基本料 計算方法
ファミリーシェアプラン(10GB) | IIJmio | |
月額基本料 | ¥2,560 | |
SIMカード | データ通信 | ¥0 |
データ通信SMS付 | ¥140 | |
音声通話付 | ¥700 | |
追加SIM利用料(4枚目から) | ¥400 | |
その他 | 詳細 |
|
SIMカードは音声通話5枚、データ通信5枚の最大10枚まで。 SIMカードは4枚目から追加分より、1枚につき400円が月額料金に加算されます。 |
ファミリーシェアプランは、「月額基本料 + SIMカード + 追加SIM利用料」の料金がひと月当たりに必要なスマホ代。
例えば家族3人で3台のスマホを使うなら、
- 2,560円(月額基本料)
- 700*3(音声通話SIM)
4,660円
計算式2,560円(月額基本料) + 700*3(音声通話SIM) = 4,660円
データ通信専用SIMを組み合わせてもOK
家族4人で4台のスマホと1台のタブレットを使う場合、全部でSIMカードは5枚、追加SIMは2枚。
- 月額基本料(2,560円)
- 音声通話SIM(700円*4)
- データ通信SIM(0円*1)
- 追加SIM利用料(400円*2)
6,160円
計算式月額基本料(2,560円) + 音声通話SIM(700円*4) + データ通信SIM(0円*1) + 追加SIM利用料(400円*2) = 月々6,160円
ファミリーシェアプランは10GBを分け合う
格安SIMと契約するとき普通は月当たりに必要なデータ容量から契約プランを選ぶ。
でもファミリーシェアプランはデータ容量が10GBと最初から決められているので、10GBを家族で分け合うことになる。
仮に4人家族だと一人当たり2.5GBだから普段使いだとデータ容量的に十分である。
ただ、もし家族にデータ容量を使いすぎる人がいると一人当たりのデータ容量に制限は付けれないのであっという間にデータ容量が無くなってしまう。
その場合は、データ容量を追加購入をすることができる。(クーポン購入)
追加クーポン(1GB = 1000MB) |
100MB/200円 |
500MB/1,500円 |
2GB/3,000円 |
クーポンは100MB/200円、500MB/1,500円、2GB/3,000円。なるほど・・・500MBだけ値段おかしいですよね。
ファミリー通話割引とみおふぉんダイアルの併用で通話料60%OFF(8円/30秒)
キャリアと格安SIMの通話料はオプションを付けない限り一律で20円/30秒です。
ファミリーシェアプランに加入しているスマホ同士での通話は自動的に「ファミリー通話割引」が適用されて通話料が20%OFF(16円/30秒)になります。
また、IIJmioの「みおふぉんダイアル」を使うことでさらに通話料が40%OFF(10円/30秒)になります。
ファミリー通話割引とみおふぉんダイアルを併用して使うことで合計60%(8円/30秒)も通話料をカットして家族同士で通話することができます。
- ファミリー通話割引は30秒16円
- みおふぉんダイアルは30秒10円
- ファミリー通話割引とみおふぉんダイアルを併用すると30秒8円
- 30秒8円は、1分で16円
- 1分で16円だと60分で960円
家族みんなで格安SIMに乗り換えるならお得
IIJmioのファミリーシェアプランは家族単位で加入することを前提にしてあるから通話料が8円/30秒と安くなる。
通話料が8円/30秒(960円/60分)だと他の格安SIMのほうが通話料が安いけど、家族通話が月当たり5時間以内であれば月額基本料を含めて考えるとファミリーシェアプランが圧倒的に安くなる。
IIJmio以外の他社はデータ容量3GBに通話料無料のオプションを付けると一人当たりの平均月額料金が2,618円になる。(下記 「3GB+無料通話」 参照)
IIJmioのファミリーシェアプランだと4人家族で4人全員を含めた月額基本料が5,760円、通話料は8円/30秒なので他の格安SIMのように無料通話は1回何分まで、全体で何分までのように分かれていないが、月額基本料がその分安くなるから通話料を相殺してお得になる。
IIJmio以外の他社は3GB+通話オプションの平均月額料金が一人当たり2,618円だから4人家族だと仮定すると10,472円。
ファミリーシェアプランの4人家族は5,760円なので5,408円(10,472-5,760=4,712)の差額が生まれる。
8円/30秒(960円/60分)だから月当たり約5時間の家族通話以内であればファミリーシェアプランのほうが家族通話を使っても月額基本料が安くておすすめだ。
注意点としては「ファミリーシェアプラン」じゃないとダメ。普通の個人単位で契約するプランもあるから。
格安SIMの無料通話オプション | 3GB+無料通話 | その他 |
IIJmio:ファミリー通話割引で60分960円、月額料金は最安 | - | 詳細 |
楽天モバイル:月額850円のオプションで5分以内のかけ放題 | ¥2,450 | 詳細![]() |
BIGLOBE SIM:シェアSIMと月額650円のオプションで60分無料通話 | ¥2,250 | 詳細![]() |
U-mobile:月額800円のオプションで60分無料通話 | ¥2,380 | 詳細![]() |
もしもシークス:5分かけ放題と無制限かけ放題の2種類がある | ¥3,030 | 詳細 |
NifMo:通話時間を気にせず電話かけ放題オプション1300円 | ¥2,980 | 詳細 |
DTI SIM:月額780円のオプションで5分以内のかけ放題 | ¥2,270 | 詳細 |
BIGLOBE「シェアSIM」の料金・仕様
BIGLOBEのシェアSIMは、シェアSIMプランのようにプラン体系ではなく、データ容量の6GB・12GBのどちらかを契約した人だけが利用できるサービスです。
データ容量の6GBは最大2枚まで、12GBは最大4枚までSIMカードを追加できます。
従って最大で4人家族までのご家庭で利用できるサービスになります。
60分間の無料通話ができる通話パック60を使うのであればシェア元の契約は音声通話SIMの契約でないといけない条件もあります。
(通話パック60はシェアSIMで分け合うことはできないのでSIMカード単位で契約する必要があります。)
また、SIMカードの追加の際には1枚毎にシェアSIM追加手数料が3,000円必要になります。
そのため初期費用はIIJmioのファミリーシェアプランより多くかかります。
一人当たりの月額基本料 計算方法
シェアSIM | BIGLOBE SIM | |
プラン1 月額基本料 6GB | ¥2,150 | |
プラン2 月額基本料 12GB | ¥3,400 | |
SIMカード | データ通信 | ¥200 |
データ通信SMS付 | ¥320 | |
音声通話付 | ¥900 | |
60分無料通話オプションの月額 | ¥650 | |
その他 | 詳細![]() |
シェアSIMは、「月額基本料 + SIMカード + 通話パック60」の料金がひと月当たりに必要なスマホ代。
例えば家族3人で3台のスマホを使うなら、
- 3,400円(月額基本料 12GB)
- 900*2(音声通話SIM)
- 650*3(通話パック60)
7,150円
計算式3,400円(月額基本料 12GB) + 900*2(音声通話SIM) + 650*3(通話パック60) = 7,150円
データ通信専用SIMを組み合わせてもOK
家族3人で3台のスマホと1台のタブレットを使う場合、一人が12GBのプランと契約し、残り二人分のスマホと1台のタブレットに必要なSIMカードをシェアSIMで用意します。
さらに家族間通話のために3台のスマホに通話パック60も付けます。
- 月額基本料(3,400円)
- 音声通話SIM(900円*2)
- データ通信SIM(200円*1)
- 通話パック60(650円*3)
7,350円
計算式月額基本料(3,400円) + 音声通話SIM(900円*2) + データ通信SIM(200円*1) + 通話パック60(650円*3) = 月々7,350円
また、SIMカードの追加には1枚毎に手数料として3,000円必要なので4枚だと12,000円ほど初期費用として必要になります。
※追加SIMは6GBだとSIMカード最大2枚まで
シェアSIMはデータ容量を分け合う
シェアSIMは一人がデータ容量6GBまたは12GBのプランと契約し、その契約に家族(6歳以上)を含ませる形なのでデータ容量は追加した人数で分け合うことになります。
このデータ容量を分け合うのはIIJmioのファミリーシェアプランも同じでしたよね。
シェアSIM 12GBの追加できるSIMカードは最大で4人までだから一人当たり3GBとなります。
もし、データ容量が足りない場合は、300円/100MBで追加購入できます。
通話パック60は60分超過したら10円/30秒
通話パック60は、ひと月当たり最大60分までを月額650円で使えるサービスです。
本来なら20円/30秒で1時間につき2,400円かかる通話料を抑えることができるのが売りです。
通話パック60はひと月当たり最大60分までですから、60分を超過した場合は、通話料を20円/30秒から10円/30秒にするBIGLOBEでんわ(無料アプリ)を使用して通話料を下げてお使い頂けます。
かけ放題で家族間通話を無料にできる格安SIM
かけ放題格 | 楽天モバイル | もしもシークス | DTI SIM | NifMo |
ベーシック | ¥1,250 | - | - | - |
500MB | - | ¥980 | - | - |
1GB | - | 1.5GB)¥1,580 | ¥1,200 | - |
3GB | ¥1,600 | 3.5GB)¥2,180 | ¥1,490 | ¥1,600 |
5GB | ¥2,150 | 5.5GB)¥2,780 | ¥1,920 | ¥2,300 |
7GB | - | 7.5GB)¥3,380 | - | - |
10GB | ¥2,960 | 10.5GB)¥3,980 | - | ¥3,500 |
ネット使い放題 | - | - | ¥2,900 | - |
5分かけ放題 | ¥850 | ¥850 | ¥780 | - |
無制限かけ放題 | - | ¥1,800 | - | ¥1,300 |
その他 | 詳細![]() |
詳細 | 詳細 |
詳細 |
格安SIMで家族間通話を無料にするなら「かけ放題」のオプションがある格安SIMがおすすめです。
おすすめ順としては、以下の通り。
- 楽天モバイル
- DTI SIM
- もしもシークス
- NifMo(ニフモ)
もしもシークスの500MBプランが一番安く「5分以内の通話が何度でもかけ放題」を使えます。
そのため電話メインでインターネットを使わないのであればもしもシークスの500MBプランがおすすめです。
しかし、500MBは通信容量としては少ないです。そのためインターネットを利用するなら楽天モバイルがおすすめです。
月額料金は楽天モバイルよりDTI SIMのほうが安く設定されていますが、インターネットが快適に使えるのは楽天モバイルのほうです。
楽天モバイルにも「5分以内の通話が何度でもかけ放題」があるので家族間通話を重視する人にとっては時間的にも回数的にも条件がピッタリ揃っていると言えます。
楽天モバイルの料金・仕様
楽天モバイルはデータ容量の項目にベーシックプランがあります。ベーシックプランはデータ容量が記載されていません。
ベーシックプランとはデータ容量で制限するものではなく、通信速度を初めから低速200kbpsに制限したプランです。
この通信速度(200kbps)はデータ容量が超過した際に掛かる速度制限と同じです。
通信速度が200kbpsだと動画を見るのは厳しいですが、ネットサーフィンやLINEトーク、メールの送受信であれば十分利用可能です。
あまりデータ通信を利用しない人で通話を主に利用する人がベーシックプランを利用しています。
楽天でんわの5分かけ放題オプション
楽天モバイルは追加オプションとして月額850円で楽天でんわの「5分かけ放題オプション」に申し込めます。
楽天でんわは、楽天モバイルを利用していない人でも利用できるアプリのことで、格安SIMを音声通話SIMで契約している人に限定して利用できる電話回線を利用した通話料が半額(10円/30秒)になるアプリです。
(キャリアと格安SIMの通話料はオプションを付けない限り一律で30秒/20円です)
ただ、5分かけ放題オプションは楽天モバイルと契約している人しか利用できないサービスになっています。
楽天モバイルに5分かけ放題オプションを追加して状態で5分以上の通話を行う場合は、10円/30秒の通話料が掛かります。つまり、楽天でんわの通話料半額を引き継いだまま通話できます。
楽天でんわは電話回線を利用して通話するのでIP電話と違って通話が途切れたり不安定になったりすることがなく、通話品質が良いのが特徴です。
もしもシークスの料金・仕様
もしもシークスは「かけたい放題ライト」と「かけたい放題フル」の二つのかけ放題があります。
かけたい放題ライトは楽天モバイルと同じで、月額850円で5分以内の通話が何度でもかけ放題です。
ただし、1回の通話で5分を超えた場合は楽天モバイルと異なり、30秒につき19.9円の通話料が別途かかります。
かけたい放題フルは月額1,800円のオプション追加料を支払えばNifMo(ニフモ)と同じで通話時間や回数に制限がないかけ放題になります。
通話品質は「電話回線」になるのでNifMoのIP電話と異なり、音質はキャリアとまったく同じです。
唯一の問題点は、他社の通話アプリがインストールしてあると音質が低下したり、電話が出来ないなどの不具合があります。
解決策として他社の通話アプリをアンインストール(消して)して頂ければ通常通りの品質で利用できます。
もしもシークスのコールセンターは外部委託ではなく、本社スタッフが対応してくれます。
DTI SIMの料金・仕様
DTI SIMは5分以内の通話が何度でもかけ放題になる「でんわかけ放題」があります。
でんわかけ放題の月額は780円と最安値。
DTI SIMの「でんわかけ放題」は申し込んだら、通話アプリのダウンロードをしなくてもそのまま普通に電話してかけ放題が適用されます。
楽天モバイル・もしもシークス・NifMoは専用の通話アプリを介して発信する必要があるので、通話アプリを使わないで済むのはスマホ初心者の人にありがい機能です。
面倒な手順が一つ減りますからね。
ただし、5分かけ放題の5分を超えた場合は30秒につき20円の通話料がかかります。
これが楽天モバイルだと5分超過した通話料が30秒につき10円だったりします。
通話時間が5分に近づくとアラートがなったりすることはありません。
NifMo(ニフモ)の料金・仕様
NifMoのかけ放題は、「国内限定」と「国内・海外」の両方に対応した2種類のかけ放題があります。
かけ放題の月額は、国内かけ放題1,300円、国内+海外かけ放題2,700円。
NifMoのかけ放題は楽天モバイルのように時間制限以内ならかけ放題ではなく、何時間利用しても通話料が月額定額のかけ放題です。
だから通話時間や通話料を気にせずに使えます。
でもNifMoのかけ放題は、通話品質がIP電話になっています。
そのため、通話時間に比例してデータ通信量を消費します。(約1.5MB/3分)
また、IP電話だから利用する場所や回線状況により通話品質の低下や利用できない場合があります。
着信時は通常の音声回線を使用するので通話品質の低下や利用できないといった状況にはなりません。
IP電話とは
IP電話とは電話回線の代わりにインターネット通信を利用した電話サービスです。
インターネット通信を利用することで電話回線のようにたくさんの通信基地を経由して相手に電話を届けないので通話料が安くなるメリットがあります。
しかしその反面、インターネットの通信速度が通話品質に直結するため回線が混雑していると声が少し遅れてきたりするなど通話品質が低下するデメリットもあります。
IP電話は、LINE電話やSkypeなどと同じと考えるとわかりやすいと思います。実際に挙げたものはIP電話ですからね。
NifMoのIP電話は海外ネットワーク経由
NifMoのかけ放題(IP電話)は、海外のインターネット網を経由して目的の相手へ通話を届ける仕組みになっています。
そのため、受信側には「通知不可能」または「非通知」と表示されたり、日本の国番号である「+81」が発信者番号の先頭に表示されることがあります。
この問題はかなりのデメリットなのですが、対策としてNifMoでんわでは「NifMoでんわを使って電話をかけました。」と着信通知の情報をSMS(ショートメール)で伝える機能を用意しています。
この着信通知の情報を相手に送ることで誰が電話したのかは相手に伝わると思います。ただちょっと機能性としては高くないですよね。
SMSの送信設定は「毎回自動で送信する・送信前に確認する・送信しない」から選択することができます。
国内へのSMS送信は3円(税抜)/通、海外への送信は50円(免税)/通がかかります。
NifMoのIP電話では発信でない番号帯
○ 発信可能な番号帯 | 固定電話(01番号~09番号など) |
携帯電話(090、080、070など) | |
IP電話(050番号) | |
× 発信できない番号帯 | フリーダイヤル、ナビダイヤル、伝言ダイヤル、テレドーム番号 |
緊急通報用電話番号(110、119、118など) |
発信できない番号帯に電話をかけるときは、NifMoでんわ(アプリ)経由じゃなくて普通に電話をかけてね。
月60分以内の家族間通話なら無料になる格安SIM
月60分無料通話 | BIGLOBE SIM | U-mobile |
1GB | ¥1,400 | - |
3GB | ¥1,600 | ¥1,580 |
5GB | - | ¥1,980 |
6GB | ¥2,150 | - |
12GB | ¥3,400 | - |
プレミアム(使い放題) | - | ¥2,980 |
ダブルフィックス | - | 1GB以下1,480円 1GB超3GB未満1,780円 |
60分無料通話の月額 | ¥650 | ¥800 |
その他 | 詳細![]() |
詳細![]() |
BIGLOBE SIM:月額650円のオプションで60分無料通話 U-mobile:月額800円のオプションで60分無料通話 |
通話パック60(60分無料通話オプション)はBIGLOBE SIMにもU-mobileにもあるので比較するとBIGLOBE SIMのほうが料金が安い。
一般的な利用者数が多い3GBと通話パック60を合わせた月額基本料だとBIGLOBE2,250円、U-mobile2,380円。
若干ですがBIGLOBE SIMのほうが料金が安いことがわかりますよね。
データ容量を増やしてみるとU-mobileが5GBで2,780円、BIGLOBE SIMが6GBで2,800円。
- BIGLOBE:6GB→2,800円
- U-mobile:5GB→2,780円
データ容量の差が1GBあるにもかかわらずBIGLOBE SIMとU-mobileの料金が20円しか違わないですよね。
さらにBIGLOBE SIMの「シェアSIM」を使えば最大4人まで月額基本料を下げれるので料金の安さという一点ではU-mobileの完敗です。
料金の安さで選ぶならBIGLOBE SIMのほうがおすすめです。
ただし、U-mobileは通信量を気にせずに使える「U-mobile PREMIUM」があります。
通話パック60にインターネット使い放題を望むならU-mobileのほうがおすすめです。
(※BIGLOBE SIMは通話パック60、U-mobileはでんわパック60という名称が付いています。)
BIGLOBEのシェアSIMについてはページ上部で説明しています。
(シェアSIMだと4人家族の3GB+60分無料通話オプションの条件で一人当たり2,175円)
BIGLOBE SIMとU-mobileの通話パック60(でんわパック60)とは
ひと月に60分以内の家族間通話で済むならBIGLOBE SIMとU-mobileの追加オプションに「通話パック60(でんわパック60)」があります。
通話パック60は、ひと月あたり最大60分まで通話料を通話パック60の月額まで抑えてくれる。
(通話パック60の月額を支払えばひと月当たり60分まで通話料が無料とも言えます)
通話料は基本の20円/30秒だと60分で2,400円、アプリ使用で10円/30秒だと1,200円。
この60分あたりにかかる通話料を通話パック60で月額650円(BIGLOBE SIM)・月額800円(U-mobile)まで下げてくれるわけだ。
基本通話料:20円/30秒→2,400円
アプリ使用:10円/30秒→1,200円
↓↓↓↓
通話パック60:BIGLOBE→650円
通話パック60:U-mobile→800円
基本通話料の20円/30秒(2,400円/60分)だとBIGLOBE SIMはひと月当たり60分までの通話は1,750円お得、U-mobileだと1,600円お得。
アプリ使用の10円/30秒(1,200円/60分)だとBIGLOBE SIMは550円お得、U-mobileだと400円お得。