ラジコ(radiko)を聞くのにおすすめの格安SIM
ラジコ(radiko)を聞くのにおすすめの格安SIMを紹介します。
ラジコは1日だけならそれほど通信容量を消費しません。しかし毎日使っているとそれなりの通信容量になります。
そのため通勤途中などで毎日聞いている人は通信速度制限になる人もいると思います。
そこでラジコを好きなだけ聞けるように聞き放題にできる格安SIMをご紹介します。
ラジコ(radiko)を聞き放題にできるターボ機能
ラジコは、1時間で通信容量を25MB~30MBほど消費します。
(局を何度も変えたりすると通信容量が多くかかります)
月に換算すると最大で900MBほど使う計算になります。
毎日1時間で月当たり900MBも消費するので、通信容量を減らせることができる格安SIMを選ぶべきです。
通信容量を減らすには一部の格安SIMにある「ターボ機能」を使います。
ターボ機能は、速度制限なしの通信(高速通信)と、通信容量を消費しない速度制限ありの通信(低速通信)を自由に切り替えられる機能です。
通信状態 | データ容量 |
高速通信(ターボON) | 消費する |
低速通信(ターボOFF) | 消費しない |
ラジコは低速通信(200kbps)でも音が途切れずに聞けるので、ターボ機能がある格安SIMで(低速通信にして)ラジコを聞けば24時間ずっとつけっぱなしにしていても通信容量に問題はありません。
ただし、ターボ機能がある格安SIMのDMMモバイルとIIJmioは低速通信の状態で3日当たり366MB以上使うとさらに速度規制される仕様なのでラジコを聞く格安SIMとして除外すべきです。
また、楽天モバイルは低速通信でも通信容量が消費される独自仕様のため、あまりおすすめしません。
電話とラジコしか使わない人であれば「ベーシックプラン(低速通信のみ)」に5分かけ放題オプションを追加すると格安SIMの月額基本料と通話料を最大限抑えながらラジコも聞ける完璧なプランになります。
(ベーシックプランは低速通信しか使えないので通信容量が消費されようが速度規制の対象になりません)
バースト転送もあればラジコのバッファ時間が快適
ラジコを聞くにはターボ機能と一緒に「バースト転送」が使える格安SIMが良いです。
なぜならラジコは、ラジオ放送をある程度まで受信してから再生する仕組みになっているからです。
(バッファ時間を指定できますよね)
そのためターボ機能を使った低速通信でラジコを起動したときにバースト転送の「ページを読み込む最初の数秒は高速通信(速度制限なし)で読み込む機能」がとても役に立ちます。
バッファ時間分の読み込みを低速通信ではなく、速度制限が無い高速通信で読み込めるのでラジコを使う上で快適に使える機能の一つとなります。
SMS対応だと短時間で位置情報を取得できる
ラジコはプレミアム会員でない限り今いるエリアの放送局しか聞くことができません。
(ごにょごにょすればエリア外でも聞けるのは置いといて)
このエリア内を判定する際に用いられるのが格安SIMだとGPSです。
格安SIMのGPSはSMS(ショートメッセージサービス)があると短時間で位置情報を取得できます。
そのためSMSが付いているSIMカードを選んだほうが良いです。
もしもGPSで位置情報が取得できないとラジコを起動しても「地域判定中です」の画面から先に進みません。
また、あまりにもGPSで位置情報を取得するのに時間がかかると「地域判定ができない」と表示して強制終了します。
何でSMSがあると短時間で位置情報が取得できるの?
SMSがあると携帯電話基地局とのやり取りの際に接続情報の送受信を行います。
この接続情報の送受信によってある程度の位置は基地局で把握できているのでGPSで位置情報を取得する際に数秒で取得できます。
これがSMSが無いと「日本のどこにいるのか」から位置情報の取得が始まるのでGPSで位置情報を取得する際に数分かかってしまいます。
SMS対応だとアンテナピクトに問題なし
スマホの電波状況を表すアンテナはSMSがないと通信できる状態でもなぜか圏外と表示したり、受信感度がゼロの状態で表示したりします。
スマホは電波の受信感度が良好だと電波をキャッチするアンテナの出力を抑えてバッテリーの消耗を抑える機能があります。
そのためアンテナの電波状況が正しく機能していないと電波をキャッチするためにアンテナの出力を上げてバッテリーの消耗を早めてしまいます。
ラジコはデータ通信しながら音(ラジオ)も出すのでバッテリーの消耗が遅いSMS付SIMカードのほうがGPSの位置情報も早いのでおすすめです。
(SMS対応は、SMS付データ通信・音声通話の2種類)
ラジコ(radiko)におすすめの格安SIM3選
ラジコ(radiko)にお勧めの条件は4つありましたよね。
- 低速通信でも通信量制限なし
- ターボ機能
- バースト転送
- SMS対応
格安SIM | OCNモバイルONE | mineo | UQ mobile | |||
SIM | SMS対応データ通信 | 音声通話 | SMS対応データ通信 | 音声通話 | SMS対応データ通信 | 音声通話 |
1GB | - | - | 800円 | 1,410円 | - | - |
3GB | 1,220円 | 1,800円 | 900円 | 1,510円 | 980円 | 1,680円 |
5GB | 1,570円 | 2,150円 | 1,580円 | 2,190円 | - | - |
ターボ機能 | ○ | ○ | ○ | |||
バースト転送 | ○ | ○ | ○ | |||
低速通信での速度規制 | × | × | × | |||
その他 | 詳細![]() |
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格安SIMの「mineo」はドコモとauの両方のネットワークが使えるマルチキャリアです。
比較表にあるのはauプランの価格です。